週末の話でも

平日はネタが無いからねぇ。

週末は実家に戻ってました。
んで、近所に老夫婦がやってる美味いハヤシライス&カレーライスを出す喫茶店があるから昼飯に行こうと母に誘われ、僕の運転で片道20分近くかけて行ってきました。
ル・トン
http://r.tabelog.com/ibaraki/A0805/A080503/8001339/
駐車場に車を停めてまず目に入るのが2棟の洋風建造物。ただ、アメリカの田舎の家みたくゴテゴテと飾りつけが凄い。
母屋のほうが店舗で、隣にあるガレージの付いたリビングしかないような平屋建ては住むようではないみたい。
ガレージには旧型のミニ・クーパーが停まってた。
店の入り口は二重ドアになってて、駐車場側にあるドアを開けて入ると、店内に入るためのドアがもう1枚ある。
新潟じゃあるまいしって思うが、冬場には外の冷気を入れないためには必須のドアだったり。ウチの実家も同じ作り。
この二重ドアの間にはショーケースがあり、昔のミニカーがぎっちり並べられてる。
へーって思いつつ入店すると、アンティークショップ?っていうくらいに昔の振り子時計が無数に壁にかかってる。
店内はカウンターが6席、4人がけの丸テーブルが1台、4人がけの四角テーブル1台、6人がけの長方形のテーブル1台、全てアンティーク。
入り口脇やテーブル間の壁沿いには食器の飾り棚があって、中には見たことのあるウェッジウッドティーセットやら、あれは、マイセンに、ノリタケ…かなぁ、まぁ、Sっちんさんが喜びそうな食器が多数展示。
んで、それだけにとどまらず、壁の各所には更にショーケースが設置され、地震大丈夫なの?って心配になるくらいに昔のカメラが多数並んでる。
とりあえず僕の背後にあったショーケース内にOlympusのPENシリーズが全部あった。動くのかどうか知らんけど、ざっと見、カメラは100台くらいあったかなぁ。
んで、まぁ、当然のように天井から釣り下がった扇風機が真下に向けてまわってるわけですが、その店内を最高の雰囲気にしてくれるのがユッタリ流れるJAZZなわけですよ。
さも当然のように僕と背の高さがあまり変わらないTannoyのAutographの本物にマジびびった(w
他にSansuiのテーブルのように上に物が置けるスピーカーセットとブランド不明の同様のセットがありーの、カウンター近くで引退してるTEACのチューナーとか、あったり。
んで、飯喰いに来たわけですから、落ち着く間もなく注文しましたさ。
メニューは喫茶店系のドリンク類とカレーセットかハヤシセットのみ。
セットは1500円なんだが、最初に本日のスープである紅アズマのポタージュスープがウェッジウッドのディッシュに入って到着し、続いてファミレスのセットサラダの2倍はある分量の採れ立てサラダが到着。
これらを頂いたころにメインのハヤシライスが到着。
ハヤシライスはトマトの酸味が利いてて自家製ってのが一口で分かる。軽くクリームが垂らされているので混ぜて一緒に食べると更にコクが出る。
美味、美味、とあっという間にたいらげた後にタイミングを見計らったように食後のコーヒー(紅茶も可)が出てきた。
これで1500円は安い。
しばらく食後に駄弁ったあとに会計のためにカウンターに行ったら、これまた驚いた。
カウンター全体がガラス貼りのショーケースになっており、懐中時計が所狭しと並べられてた。Casterさんが目を見張りそう。
女将さん曰く、時計は800個までは数えたが、それ以上は分からないそうな(w
途中、2階で飼ってる犬が階段途中まで降りてきてコッチをジーっと見てたが降りてくることは無かった。きちんと躾されてる。
ご主人と少しオーディオ話(w
カウンターのすぐ近くにオーディオ棚が設置されており、現在鳴らしているTannoyはこちらの機材で鳴らしている。。。ってMarantzが1回だけ出した真空管プリメインのModel-66じゃないすか(^^;
他にも88管だったか?Tangoのトランスが眩しい真空管パワーアンプに、10年もののDenonのCDプレイヤーSA-10等、客席からは目立たない位置にオーディオ機器が多数あって目を光らせましたよ?(w
ご主人はほかにも多数のスピーカーを所持してるらしく、ガレージに隣接した建造物はオーディオルームであり、300管パワーアンプとかあるよと、色々と自慢されました(爆)
まぁ、飯は美味いし、オーディオ、アンティークディッシュ、古時計、懐中時計、カメラ、と、いずれかの趣味が合えばかなり気に入る店です。ただし、店内で五月蝿く騒がしいのは駄目らしく(僕も御遠慮願いたい)店の入り口に子連れお断りの看板が目立つように立ってます。
僕も話好きな方ですが、母との会話が減りつつも、店内の空気にノンビリして、静かに食して軽く店主と話をして退出したという感じでした。