リビングが…


この直径10cm程度の一厘の花のせいで凄い良い香りに包まれております(挨拶
令さまことマイダスタッチという品種です。

さて、お待ちかね?
自作RCAケーブルの視聴レポート

ケーブルから説明します。値段は全て店頭での売値です。
白黒>ベルデン(Belden)8470(¥190/m)
2本の線が互いに交わることでそれぞれが発する電磁波を打ち消し合う効果がある。
朱>ベルデン(Belden)87761(¥220/m)
赤と黒の細い線が薄いアルミ箔で覆われ、その外側を銅線が沿って並んだ上で、全体を朱色のシースが覆っている。実は2芯シールド+グラウンド線の3芯線。
紫>オヤイデ(Oyaide)PA-02(¥1260/m)
2芯シールド線。2芯の間に生まれる2つの谷間にはプラスチック製の芯線がそれぞれ通っており振動を吸収してくれる。
黒>オヤイデ(Oyaide)Across750(¥1848/m)
今回唯一つのラインケーブル。真ん中を芯線が1本だけ通り、この周囲をチューブ状の編み線が芯線を覆うようになっている。アンテナ線といえば分かり易いか。
なお、白黒と朱は店頭売価で購入してますが、紫は1mのハギレを¥900でゲットし、更に1m新品で購入したのでm単価を低くできました。
同じくAcross750は何と2mのハギレが¥2000という、半額近い値段で投売りされていたので突発的に購入しました。

次にRCAプラグを説明します。店頭値段。
白黒と朱に使用したのはコチラのプラグで、金メッキで1個210円という普及価格帯ながらも一番重いのを選びました。カラバリが豊富なので、白黒には白と黒を、朱には赤と黒を、それぞれ選びました。
紫と黒に対しては、コチラのAecという台湾メーカーがドイツの名門WBTのプラグをパクった…いやいや、オマージュした…いやいや、リスペクトした…いやいや、完全オリジナルのプラグです。(><)b
紫には金メッキ版、黒にはロジウムメッキ版をそれぞれオヤイデで560円/個で購入しました。

なお、白黒と朱はRCAプラグの構成上、オヤイデの音響ハンダSS-47を使用して作成しました。
紫と黒はネジ留め出来るので無ハンダです。

視聴は、CDプレイヤーとアンプの間に繋げて、ヘッドフォンで視聴しました。
視聴盤は、辛島美登里ブーケガルニ」とシューベルトマーラーのクラシックCD2枚。

白黒>
音色はフラット。全て過不足なく、均一に再生している。面白みはないが安心して使える。ただし大変残念なことにノイズが乗ってしまって耳障りなサーっという雑音が入った。

朱>
音色は低音が強調され、高域のキレが若干埋もれる。低域に厚みが生まれるのでボーカルとかに臨場感が生まれる。グイグイっと勢いが乗ってます。しかしクラシック等の音楽を聴くと今一歩高域が伸びない為、物足りなさを感じた。なお、赤と黒のシールドされた芯線を束ねてプラス側に、シールドされてないグラウンド線をマイナス側に接続しました。ノイズはなし。白黒より解像度が若干増している。コストパフォーマンスが凄く良い。J-Popとか中心なら1300円弱で作れるこのケーブル1組でオールラウンドに使えると思う。

紫>
厚みを帯びたフラットな音色。解像度が段違いに増している。フラットゆえに若干の物足りなさは生まれるが高域から低域まで安心して使える。ノイズもない。ただプラグを入れて4千円ってのはやりすぎた。1個210円ので良かったかな。そうすれば抜群なコストパフォーマンスとなってたと思う。

黒>
一聴して上3種と次元が違う。オヤイデではこのRCAケーブルをペアで1万円以上で販売しているのが納得できた。とにかく半端ない音場の広がりと解像度。きめ細かい音質で製作の苦労が報われた瞬間。今回4千円で済んだが、普通に購入すると6千円弱かかるので注意が必要。プラグを安価なものにすれば5千円弱ですむ。

総合判断:
黒>>>>>紫>朱>>>白黒
という感じです。
紫と朱が近いのは、朱のコストパフォーマンスが良すぎるので。誰かに「適当に作ってよ」と頼まれたら、まず間違いなくこれを作ると思ったからです。
なお、朱の1ランク上には88760というケーブルがあり、こちらは¥460/mします。試してみたいけど、また今度って所ですかね。

また、本当はAcross900が欲しかったんですが、ハギレでは4mとかしか売ってなく、単価も高い(¥3360/m)ので諭吉さんが殉職するのは目に見えていたので手を出せませんでした。
白黒はノイズが残念でした。フェライトコアで復活しないかな?安価で入手できるようなら試してみます。

とりあえず以上だけど、参考になったかな?(w